2021.2.21 ゆるい読書会『シン・二ホン』
~読書会のHP記事を学生の長尾さんに書いてもらいました~
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今回の読書会は『シン・二ホン』を取り上げた。
昨年の5月ごろから自分の周りで話題になっていたが読む機会がなく今回せっかくのチャンスと思い取り上げてもらった。読んでいなかったのにはいくつか理由があるが、大きな理由はなんとなくタイトルに違和感があったからだと思う。
この本は現在の日本の課題と課題解決の方法についてデータを用いて具体的に書いてあり、読む前に感じていた違和感はなんだったのか?というくらい共感できる内容が多かった。
むしろ、共感しすぎてテンションが上がり少し視野狭窄になっていた部分もあると思う。会の中で「幸せに生きるために必要なことと、国に必要とされることは違うと思う」「データで表せないところを考えることも必要なんじゃない?」といった意見が出たときにはハッとさせられた。
なので、今回の読書会は私にとって普段の読書会とは違う意味があった。「いろんな意見を聞くことができる楽しい場」であることに加え、「自分を再認識する場」だったと思う。
この読書会は私にとって普段読まないジャンルの本を読む機会であると同時に、いろんな意見を聞いて自分の価値観をアップデートする場になっているので、他の学生にも参加してほしい。
(長尾)